新幹線と在来線

新幹線ではない通常の鉄道のことを何と呼べばいいのか分からないという人もいるかと思います。普通の鉄道のことは一般的に在来線と呼んでいます。これは「JRの鉄道の中で新幹線以外のもの」ということを指しており、1964年に新幹線が開業した際、それまでの鉄道と区別をするために生まれた言葉となっています。

では、新幹線の車両なのに在来線と呼ばれているものはどのようなものがあるのでしょうか。福島駅から新庄駅の間を走る山形新幹線と、盛岡駅から秋田駅の間を走る秋田新幹線の区間は、ミニ新幹線と呼ばれています。通常の新幹線と区別して呼ばれるのは時速130kmと、新幹線の定義である時速200kmよりも低速で走っているからです。こちらは在来線のレールを新幹線と同じ幅に広げて新幹線が乗り入れ出来るようになっているため、あくまで在来線となっています。

JRの新幹線以外の路線は在来線と呼ばれていますが、新幹線の車両でも在来線を走ることがあります。新幹線と同じ標準軌にレールの幅を広げていることで、新幹線の車両のまま在来線に乗り入れることが出来るのです。そのため、この区間はミニ新幹線とも呼ばれており、この区間を体験したくて乗車するファンもいます。